アライグマを見つけたらどうすべき?正しい対応や放置した場合のリスクも解説

近くでアライグマを見かけた場合、放置すると農作物の被害や家屋への侵入など、思わぬトラブルを招くおそれがあります。被害を未然に防ぐためには、日頃からの対策が大切です。今回は、身近で実践できるアライグマ対策を紹介します。


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アライグマを見つけた際の正しい対応

まずは、アライグマを見つけた際に取るべき3つの行動について解説します。

近づかない

アライグマは見た目がかわいらしくても、野生動物であり非常に気性が荒い一面を持っています。特に子どもを守るときや驚かされたときには攻撃的になり、鋭い爪や歯で噛みつく危険があります。感染症のリスクもあるため、決して近づいてはいけません。

また、人に慣れていない個体ほど防衛本能が強く、距離を詰めると威嚇や突進などの行動をとります。見かけた場合は静かにその場を離れ、自治体や専門の害獣駆除業者へ連絡するのが安全です。近づかないことが、被害を防ぐ基本的で重要な行動です。

フンや死骸に触らない

アライグマのフンや死骸には、人間に感染するおそれのある病原体が含まれています。代表的なのは「アライグマ回虫」という寄生虫で、誤って卵を吸い込むと重篤な神経障害を引き起こす可能性があります。

そのほか、レプトスピラ症やサルモネラ症などの細菌感染を引き起こすこともあります。

フンや死骸を見つけても絶対に素手で触れず、ハンカチやマスクで鼻と口を覆い注意しながら距離を取りましょう。清掃や処理が必要な場合は、自治体や専門業者に依頼するのが安全で。自己判断での処理は感染リスクを高めます。

エサを与えない

アライグマにエサを与えてしまうと、人間の生活圏に慣れてしまい、繰り返し訪れるようになります。結果としてゴミを荒らす、家屋や畑に侵入するなどの被害につながります。

また、一度エサをもらった経験を持つアライグマは「ここに行けば食べ物がある」と学習し、繁殖期には仲間を連れて戻ってくるケースもあります。

野生動物への餌付けは、地域全体の被害を拡大させる要因となるため、どんな理由があっても絶対にエサを与えてはいけません。

捕獲・駆除をしない

アライグマは「特定外来生物」に指定されており、無許可での捕獲や駆除は法律で禁じられています。素人が捕まえようとすると、ケガや感染症の危険だけでなく、法的な罰則を受ける可能性もあります。

アライグマを見つけても自分で対応しようとせず、速やかに自治体や専門の駆除業者へ連絡しましょう。

アライグマを放置した場合のリスク

アライグマを放置すると、想像以上に深刻な被害が発生します。ここでは、放置によって起こりうる3つのリスクについて解説します。

農作物の被害

アライグマは雑食性で、果物や野菜、トウモロコシなどを好んで食べます。そのため、畑や家庭菜園に侵入して作物を荒らす被害が後を絶ちません。特に収穫期の農家では、実った作物を一晩で食い荒らされることもあります。

さらに、鶏などの小動物を襲う場合もあり、ペットや飼育動物への被害も報告されています。放置すれば個体数が増え、被害範囲が拡大するおそれがあるため、早期の対策が不可欠です。

糞尿や騒音による被害

アライグマが家屋に浸入した場合には、糞尿や騒音の被害に悩まされるでしょう。アライグマは夜行性で、夜間に屋根裏や天井裏を走り回るため、ドタバタとした騒音が発生します。これが長期化すると、住民の不眠やストレスの原因となります。

また、巣作りの際に糞尿を同じ場所にためる習性があり、悪臭や天井のシミ、カビの原因にもなります。糞尿には病原菌が含まれているため、衛生面でも非常に危険です。放置すれば家全体に汚染が広がる可能性があり、早めの対処が求められます。

建物の被害

アライグマは力が強く、屋根の隙間や通気口を引っかいて壊し、侵入経路を作ります。断熱材や天井材をちぎって巣を作ることもあり、家屋の構造を損なう深刻な被害をもたらします。

さらに、配線をかじってショートや火災につながるケースも報告されています。軽微な被害に見えて放置すると被害が拡大し、修繕費が高額になることも少なくありません。建物の安全を守るためにも、早期発見と専門的な対策が必要です。

近くでアライグマを見つけた場合にしておきたい対策

アライグマによる被害を未然に防ぐためには、日常生活の中で行える基本的な対策が大切です。ここでは、今すぐ実践できる5つの対策を解説します。

エサになるものを片付けておく

アライグマは雑食性で、人間の生活ごみに含まれる残飯や果物、ペットフードなどを好んで食べます。特に夜間は食べ物のにおいを頼りに行動するため、ゴミ袋を屋外に置いておくと格好のエサ場となってしまいます。

ゴミは必ずフタ付きの容器に入れ、収集日以外は屋内や物置に保管するようにしましょう。また、庭やベランダにある果樹の落ちた実やペットの食べ残しも放置せず、すぐに片付けることが重要です。食べ物のにおいを断つことで、アライグマが寄りつくきっかけを減らせます。

家の周りの草刈りをする

アライグマは警戒心が強く、人目につかない場所を好んで移動します。そのため、家の周りに雑草や茂みが多いと、隠れ場所や通り道として利用されやすくなります。

定期的に草刈りを行い、家の周囲を見通しの良い状態に保つことが大切です。特に家の裏側や倉庫の周り、塀の陰など、普段あまり目が届かない場所は注意しましょう。隠れ場所をなくすことで、アライグマが居つきにくい環境をつくれます。

忌避剤をまく

アライグマは嗅覚が鋭く、刺激臭や嫌なにおいを嫌う習性があります。そのため、アライグマ専用の忌避剤で、一定の侵入防止効果が期待できます。

忌避剤にはスプレータイプや粒状タイプなどがあり、侵入が予想される場所や通り道にまくことで効果を発揮します。ただし、雨や時間の経過で効果が薄れるため、定期的な散布が必要です。忌避剤はあくまで一時的な対策であり、根本的な侵入防止策と組み合わせることが理想です。

家への侵入経路を塞ぐ

アライグマはわずかな隙間からでも家の中へ入り込みます。特に屋根裏や床下、通風口などは侵入経路になりやすい場所です。

通気口には金網を張る、屋根の破損部分を修理する、床下の通路をブロックで塞ぐなど、物理的に侵入を防ぐ工夫が必要です。もしすでにアライグマが棲みついている場合は、追い出しと封鎖の順番を誤ると中で死骸が残るおそれがあるため、専門業者に相談するのが安全です。

行政やプロの害獣駆除業者に相談する

アライグマを個人で対処しようとすると、ケガや感染症のリスクが伴います。そのため、発見した場合や被害が疑われる場合は、早めに自治体または害獣駆除業者へ相談しましょう。

自治体では駆除の相談窓口を設けている場合があり、被害の程度に応じて対応方針を案内してくれます。民間の専門業者であれば、現地調査から侵入経路の特定、駆除、再発防止まで一貫したサポートを受けられます。自己判断せず、専門家の力を借りることで安全かつ確実な対策が可能です。

アライグマの被害に遭った場合は防除研究所にご相談ください

アライグマの被害がすでに発生している、または家屋への侵入が疑われる場合は、害獣駆除の専門機関である「防除研究所」にご相談ください。

防除研究所では、被害の現状や建物の構造を丁寧に調査し、最適な施工方法を提案します。また、侵入経路の特定を徹底し、予算や建物特性を考慮した上で再発防止策を設計し、施工後には効果を写真や動画で報告します。

さらに、最長5年間(※)の保証があり、万が一再発した場合でも追加料金は不要です。

※別の箇所で害獣が発生した場合は、別途費用が発生する場合があります。詳細は担当者にご相談ください。

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以下は、実際に防除研究所が対応した駆除の事例です。

■被害状況

家の中からなぜか異臭と物音がするとのことでご依頼をいただきました。

■施工内容

調査段階では糞がみられ、どこから侵入しているかを調査するためカメラを設置
そのあと撮影した動画を見るとイタチだと確認ができましたた。侵入形跡のある箇所に撃退機、罠を設置し捕獲を確認し、侵入防止の施工と清掃、消毒を行いそれ以降は被害がおさまったと報告を受けています。

■Before

■After


(弊社撃退機)

まとめ

アライグマは一度棲みつくと、農作物の被害や建物の損傷など深刻な問題を引き起こします。見かけた段階で早めに対策を講じることが被害防止の第一歩です。エサや隠れ場所をなくし、侵入経路を塞ぐなどの基本対策を行いましょう。すでに被害が出ている場合は、専門業者への相談をおすすめします。