イタチの足跡の特徴は?その他の動物との比較や、足跡以外の特徴も解説

夜中に天井裏から物音がしたり、家のまわりにニオイやフンが残っていたりする場合はイタチが棲みついているサインかもしれません。イタチは足跡以外にも、音やニオイ、被害の痕跡などから判断できます。今回は、イタチの足跡の特徴や他の動物と見分けるためのポイントを詳しく解説します。


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イタチの足跡の特徴

ここでは、イタチの足跡の形とサイズの両面から詳しく解説します。イタチ特有の特徴を知ることで判別がしやすくなります。

イタチの足跡の形

イタチの足跡は、前足と後ろ足で形がやや異なり、どちらも小さな五本の指跡が確認できるのが特徴です。肉球の跡とともに、細長い爪痕がはっきり残ることが多く、これが猫や犬との大きな違いです。前足はやや丸みを帯びており、後ろ足は楕円形に近い形をしています。

また、歩行時には体を低くして地面を這うように移動するため、前足と後ろ足の足跡が一直線上に並ぶ傾向があります。雪や泥の上では、まるで同じ場所に重なっているように見えることもあります。

もし家の周囲にこのような細長い爪痕と五本指の足跡が見られる場合は、イタチの可能性があるでしょう。

イタチの足跡のサイズ

イタチの足跡は比較的小さく、前足でおよそ2~3cmほど、後ろ足は前足よりやや大きめの4~5cm前後です。

また、イタチは体が細く軽いため、足跡が浅く残る傾向があります。湿った土や雪の上ではくっきりと形が見える一方、乾いた地面では痕跡が薄くなります。

足跡が並んで見つかる場合は、小さな間隔でジグザグ状に続くことが多く、活発に動き回るイタチの習性がうかがえます。

【足跡】イタチと他の動物の見分け方

イタチの足跡は独特ですが、テンやアライグマ、ハクビシンなど、似た形の足跡を残す動物も多く存在します。ここでは、イタチと混同しやすい動物たちの足跡の違いを解説します。

テン

テンの足跡はイタチと似ていますが、全体的にやや大きめで、形が丸みを帯びているのが特徴です。五本の指跡がくっきり残り、爪痕も見られる点はイタチと共通していますが、指の間隔が広く、肉球部分の形がやや広がって見える傾向があります。

また、テンは山地や森林に生息することが多く、足跡が見つかる場所が自然の多い地域である場合は、テンの可能性があります。もし足跡がイタチよりも少し大きく、丸みがある場合はテンのものと考えられるでしょう。

アライグマ

アライグマの足跡は、人間の手のひらに似た形をしており、五本の指が長くはっきりと伸びています。特に前足は「手のひら」状で、指の間が広く、爪の跡も明確に残るため一目で判断できるでしょう。

後ろ足はやや楕円形をしており、歩行時には前足と後ろ足の跡が重なるように並びます。イタチよりも足跡のサイズが大きく、全長5~6cmほどあります。

ハクビシン

ハクビシンの足跡は、前足・後ろ足ともに五本の指が確認でき、全体的に縦長の形をしています。特に特徴的なのが、親指(第一趾)が他の指よりも内側に位置している点です。

この形がまるで“手のよう”に見えることから、アライグマの足跡と混同されやすいですが、ハクビシンのほうがやや小さく、足跡の間隔も狭い傾向にあります。都市部の屋根裏やベランダなどでも見つかることがあるため、住宅街で発見した場合はハクビシンの可能性も考えましょう。

アナグマ

アナグマの足跡はずんぐりとした印象で、爪が非常に長く、深く地面に食い込むような跡を残すのが特徴です。指の数は五本で、指先から爪痕が一直線に伸びているように見えます。

また、肉球部分が広く、力強い踏み込み跡が残るのも特徴で、イタチよりも大きく重みを感じさせます。土を掘る習性があるため、足跡の周囲に掘り返した跡や土の盛り上がりが見られたら、アナグマの可能性があります。

タヌキ

タヌキの足跡は、前足・後ろ足ともに四本の指跡がはっきり見えることが多く、丸みを帯びた形をしています。足裏全体を地面につけて歩くため、肉球跡がくっきり残り、全体的に「丸い掌跡」のように見えます。

また、歩行時には左右の足跡がほぼ一直線上に並ぶのが特徴で、ゆっくりとした歩き方をするため、一定の間隔で整った跡が残ります。イタチよりも足跡が大きく、やや深く残るため、比較すると見分けやすい動物です。

ネコ

ネコの足跡は、四本の指跡と中央の肉球跡が丸く並び、全体的に小ぶりで整った形をしています。最大の特徴は、爪の跡が残らないことです。これはネコが通常、爪を引っ込めて歩くためであり、イタチや他の野生動物との大きな違いとなります。

また、足跡のサイズは約3cm前後で、柔らかい砂地や雪の上でもふんわりとした形に見えます。もし家の近くで丸く整った足跡を見つけた場合はネコと考えられます。

足跡以外でイタチを見分けるには?

イタチは夜行性のため、昼間にはほとんど姿を見かけません。そのため、足跡以外の痕跡から判断することも重要です。

ここでは、イタチが家の中や周囲に棲みついているかを見分けるために注目すべきポイントを紹介します。

足音や鳴き声

イタチはとても敏捷で、夜間になると屋根裏や壁の中を素早く走り回るため、「トタトタ」「カリカリ」など小刻みな足音が聞こえることがあります。特に、深夜や明け方に天井裏から音がする場合は、イタチが棲みついているかもしれません。

また、イタチは警戒心が強く、威嚇や縄張りを主張する際に「キーッ」「チチッ」など高い鳴き声を発します。繁殖期(主に春先)にはオス同士が争い合い、甲高い鳴き声が頻繁に聞こえることもあります。このような独特の音が続くようであれば、イタチの侵入を疑うべきでしょう。

糞尿

イタチのフンは長さ6mmほどで、細長くねじれた形状をしています。特徴的なのは、フンの中に小さな骨や毛、果物の種などが混ざっている点です。イタチは肉食性が強く、ネズミや小鳥、昆虫を捕食するため、このような内容物が残るのです。

また、イタチは決まった場所に排泄する習性があり、天井裏や屋根の角などに複数の糞が固まって見つかることがあります。フンからは強い悪臭が漂い、放置すると天井板に染み込んで異臭の原因にもなります。

尿にも独特の刺激臭があり、長期間放置すると木材や断熱材が変色してしまいます。

被害の状況

イタチが家に棲みつくと、糞尿による悪臭だけでなく、建物や生活環境にもさまざまな被害が発生します。天井裏や壁の断熱材を巣作りのために引き裂くほか、電気配線をかじってショートや火災を引き起こす危険もあります。

さらに、夜中に活発に動き回るため、睡眠を妨げられるケースも少なくありません。放置すると繁殖して数が増えることもあり、被害は拡大します。早期発見・早期対処が肝心ですので、異音や異臭に気づいた段階で専門業者への相談をおすすめします。

イタチの被害に遭った場合は防除研究所にご相談ください

イタチの被害は個人での対応が難しく、再発を防ぐためには専門的な知識と確実な施工が必要です。

防除研究所では、建物の構造や環境を徹底的に調査し、最適な駆除プランを提案しています。

侵入経路の特定を明確に行い、予算や建物特性を踏まえた上で最適な施工内容をご案内します。施工後は、写真や動画を用いて効果を可視化し、再侵入防止の確認まで丁寧に報告。最長5年間(※)の保証がついているため、万が一再発しても追加料金は発生しません。

※別の箇所で害獣が発生した場合は、別途費用をいただく場合があります。詳しくは担当者にご相談ください。

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以下は、実際に防除研究所が対応した駆除の事例です。

■被害状況

夜中に「ドス、ドス、ドス」という音が天井裏から聞こえ、何かが走っているようだったという依頼を受けました。また、一匹ではなく、ネズミでもない動物の可能性があるとのことで、不安で眠れなかったそうです。

■施工内容

カメラを設置し、調査開始。
天井裏に糞害や親子の形跡があり、侵入経路を防いで消毒しました。
それ以降は物音がしなくなり、安心して眠れるようになったとのことです。

■Before
(天井裏糞害)

(カメラ設置と撮影画像)

■After

(侵入経路の封鎖)

(清掃後)

まとめ

イタチの足跡は発見の大きな手がかりですが、足音や糞尿、被害の様子なども重要な判断材料です。早めに特徴を把握し、確実な対策を取ることで被害の拡大を防げます。もし天井裏の物音や悪臭などの兆候が見られる場合は、自力での対応を避け、専門業者へ相談してみてはいかがでしょうか。