アライグマは自分で勝手に駆除できない
アライグマの被害に悩んでいる方の中には、「自分で捕獲・駆除してしまいたい」と考える方もいるでしょう。
しかし、アライグマは鳥獣保護管理法の対象であり、自治体の許可なく個人が捕獲・殺傷することは法律で禁止されています。違反した場合は、1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金が科される可能性があります。
アライグマの捕獲や駆除を検討する際は、まず専門業者や自治体に相談しましょう。無許可での行動が思わぬトラブルを招かないよう、正しい手順を踏みましょう。
アライグマは特定外来生物にも指定されており、放置すると生態系への悪影響や農作物・建物への被害が拡大するリスクがあります。
被害が深刻になる前に、自治体や専門業者に早めに相談することをおすすめします。
アライグマを自分で追い出すには?
捕獲・駆除には許可が必要ですが、アライグマを「追い出す」行為は無許可でも行えます。自分でできる追い出し方法を4つ紹介します。
忌避剤を使用する
忌避剤はアライグマが嫌がる成分が配合されており、液剤・スプレー・ゲル状などさまざまなタイプがあります。
屋根裏や壁の隙間など、アライグマが潜む可能性のある箇所に設置するのがおすすめです。
市販の忌避剤は比較的手軽に購入・使用できますが、一定期間ごとに交換・補充しないと効果が薄れる点に注意が必要です。
忌避剤を設置する際は、アライグマが実際に出入りしている形跡(フン・足跡・食害の跡)が確認できた場所を重点的に狙いましょう。
アライグマは学習能力が高く、同じニオイに慣れてしまうと効果が低下するため、定期的に製品を替えるか複数タイプを組み合わせて使うと効果が持続します。
燻煙剤を使う
燻煙(くんえん)剤はアライグマが嫌うニオイの煙を発生させる製品で、屋根裏などの密閉空間で特に効果を発揮します。広い範囲に煙が広がるため、忌避剤よりも広範囲に効果が及ぶのが特徴です。
ただし、換気が不十分な場所での使用は人体への影響もあるため、使用前に換気経路を確認し、製品の使用方法に従って正しく扱いましょう。
燻煙剤を使用する際は、アライグマが屋根裏にいる状態で行うと追い出し効果が高まります。
使用後はアライグマが逃げ出した侵入経路をすぐに塞ぐことで、再び戻ってくるのを防ぐことができます。近隣への煙の影響も考慮した上で、時間帯や使用量に注意して行いましょう。
超音波を使う
超音波発生装置は、アライグマが嫌がる周波数の音を出して追い払う方法です。
2,000円~5,000円程度で購入できるものもあり、設置するだけで手軽に使えるのが利点です。アライグマ以外の害獣にも効果があるため、複数の害獣対策を兼ねられる場合もあります。
ただし、慣れてしまうと効果が薄れるケースもあるため、他の方法と組み合わせた使用が効果的です。
嫌がるニオイを使う
アライグマはハッカ油・木酢液・木タールの強い香り、ローズマリーやラベンダーなどのハーブ類を嫌がります。
また、オオカミやキツネといった天敵の尿のニオイを模した製品も効果的とされています。
雨や風で効果が薄れるため、数日おきに補充や交換が必要です。こまめなメンテナンスが効果を持続させるポイントです。
これらの追い出し方法は、単体よりも組み合わせて使うことで効果が高まります。アライグマは適応能力が高いため、ひとつの手段だけでは慣れてしまうことがあります。
忌避剤と超音波発生装置を併用するなど、複数の方法を組み合わせた対策を実践しましょう。
アライグマの侵入を防ぐ方法
アライグマは一度追い出しても戻ってくる可能性があります。再侵入を防ぐためにも、適切な対策を継続することが重要です。
室内の侵入経路を徹底的に塞ぐ
アライグマは小さな穴や隙間からも侵入できるため、侵入されやすい場所を徹底的に塞ぐことが大切です。
主な侵入箇所として、屋根周りの隙間や換気口・基礎周りの隙間や増改築部分の継ぎ目・壁に空いた穴・戸袋の内側などがあげられます。
アライグマは手先が器用なため、簡単な網や板では突破されることもあります。鉄柵や鉄板を使って厳重に塞ぐことが必要です。
なお、棲み着いている場所が侵入口の近辺とは限らないため、建物全体をくまなく確認することが大切です。
侵入口の確認は建物の外側から行い、隙間や穴が見つかった場合はすぐに補修しましょう。自分では気づきにくい箇所もあるため、専門業者による定期点検もおすすめです。
ゴミや雑草を放置しない
アライグマを引き寄せないためには、エサとなるものを屋外に放置しないことが重要です。
生ゴミやペットフードは外に置きっぱなしにせず、ゴミ出しはできるだけ収集時間に合わせて行いましょう。また、ゴミ箱はしっかりと蓋が閉まるものを使用することが大切です。
家庭菜園にも注意が必要です。収穫しきれずに落ちた果実や野菜を放置すると、アライグマのエサになってしまいます。こまめに回収・処分することを心がけましょう。
さらに、屋外に置いたペットのエサ入れや水入れも、アライグマを引き寄せる要因となります。
特に夜間はエサ入れを室内にしまう習慣をつけることで、アライグマだけでなく他の害獣を寄せ付けるリスクも低減できます。
隠れ場所を減らす
雑草が生い茂った場所や落ち葉が溜まった環境は、アライグマの潜伏場所となりやすく、侵入の足がかりにもなります。庭や建物周辺はこまめに手入れを行い、見通しのよい状態を保つことが大切です。
特に、屋根に届きそうな枝は定期的に剪定し、建物へ侵入する経路を断ちましょう。
また、川や用水路から建物までの動線にある雑草の除去や、枯れ木・落ち葉の片付けも効果的です。
さらに、植木鉢や資材、不要な物を建物周辺に置いたままにすると、足場や隠れ場所として利用される可能性があります。整理整頓を心がけ、侵入しにくい環境を整えましょう。
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まとめ
アライグマを無許可で駆除することは法律で禁じられており、違反すると罰則の対象になります。自分でできる対策としては、忌避剤や燻煙剤、超音波発生装置などを活用した追い出しと、侵入経路の封鎖が有効です。しかし、再発を確実に防ぐためには、専門知識を持つ業者への依頼が最も効果的です。
今回紹介した忌避剤や燻煙剤などの方法でも改善が見られない場合や、被害が広範囲に及んでいる場合は、早めに専門業者へ相談することが大切です。専門業者はアライグマの行動習性や侵入経路を熟知しており、個人では対応が難しいケースでも、状況に合った適切な対処法を提案してくれます。
防除研究所では、建物の構造やご予算に応じた最適な施工プランを提案し、追い出しから侵入防止・消毒まで一括で対応。
施工後も写真・動画による効果測定レポートで駆除状況をしっかり確認でき、最長5年間(※)の保証により再発時も追加費用なく再施工に対応いたします。
アライグマの被害でお困りの際は、ぜひ防除研究所へお気軽にご相談ください。
※別の箇所で害獣が発生した場合は、別途費用をいただく場合があります。詳しくは担当者にご確認ください。



