イタチが庭に来るのはなぜ?
まずは、イタチにとって人家の庭がどのような存在なのかを解説します。
食べ物があるから
イタチが庭に来る理由の一つは、苦労せずに食べ物が手に入るためです。家庭菜園で育てている野菜や果物、そこに集まる小動物などは、イタチにとって格好のエサとなります。
また、飼育している家畜や池で育てている鯉なども狙われやすく、生ごみの入った袋を漁られるケースも少なくありません。
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天敵がいないから
イタチの天敵は、鷲や鷹、フクロウといった猛禽類のほか、キツネや野良猫などが挙げられます。こうした天敵がほとんど現れない人家の庭は、イタチにとって安全で居心地のよい環境だと言えます。
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エサとなる小動物やペットがいるから
庭や畑には、ネズミ・カエル・トカゲ・ミミズといった小動物や昆虫が多く生息しており、これらはイタチの大好物です。
加えて、イタチは攻撃的な性格をしており、自分より体が大きい動物でも襲って狩ってしまうことがあります。そのため、小型犬やネコ、ニワトリなどを飼っている家庭は特に注意が必要です。
家の中への侵入を狙っているから
イタチにとって、家の屋根裏や床下は非常に快適な棲みかです。特に繁殖期や子育て期のイタチにとっては最適な環境だと言えます。
屋根裏や床下は静かで暗く、雨風もしのげる暖かい場所であるため、繁殖や子育てに適した環境となります。
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庭に来たイタチを放置してはいけない理由
イタチを庭で見かけても放置してしまうと、その後深刻な被害につながるおそれがあります。
住居内への侵入・定着につながり悪臭・建物汚染に至る
庭でイタチを見かけた場合、それは屋根裏や床下に棲みつく前兆である可能性があります。イタチは学習能力が高く、安全だと認識した場所には繰り返し戻ってくる習性があるため、放置するほど定着のリスクが高まります。
住居内に棲みつかれると、イタチは同じ場所に繰り返し排泄する「ためフン」という習性があり、屋根裏や床下が汚染されると悪臭や天井板のシミの原因になります。
さらに、断熱材を巣材として引き出す習性もあるため、放置期間が長引くほど建物の修繕範囲が広がってしまいます。
健康被害の危険性が高まる
イタチの体表に寄生するダニやノミが家屋内に広がると、人間やペットに喘息・皮膚炎などのアレルギー症状を引き起こすことがあります。
また、イタチはサルモネラ菌やカンピロバクター菌などを保有していることがあり、排泄物などで食品や周辺環境が汚染されると、衛生上のリスクが生じる可能性があります。
さらに、イタチの排泄物が水や土に混入することで、人・家畜・ペットに共通して発症する人獣共通感染症であるレプトスピラ症に感染する可能性も指摘されています。
家庭菜園や食料が食害される
イタチは雑食性であり、サツマイモなどの根菜類を鋭い爪で掘り起こしたり、キュウリ・トマトなどの野菜をかじったりして食い荒らすことがあります。
また、生ごみの袋も嗅ぎつけて食い荒らすため、庭に食料となるものが放置されていると、イタチを引き寄せ続ける結果につながります。
イタチを庭に侵入させないための対策
ここからは、イタチの侵入を食い止めるための具体的な方策を紹介します。
エサ・隠れ家となるものを管理する
生ごみは蓋つきの容器で保管し、ペットフードや家庭菜園の収穫物も食べ終わり次第片づけて、イタチを引き寄せる要因を取り除きましょう。
また、イタチが身を隠せる枯れ葉や廃材、雑草なども定期的に撤去し、庭を清潔で見通しのよい状態に保つことが侵入予防の基本となります。
果樹から落ちた実もイタチの餌になるため、こまめに拾っておくと安心です。さらに、イタチは樹木を伝って屋根や雨樋から侵入することもあるので、建物の周辺にある木は剪定しておきましょう。
忌避剤を設置する
唐辛子成分(カプサイシン)や薬草が配合された忌避剤、または木酢液・クレゾール石鹸を侵入経路となりそうな場所に置くと、イタチを遠ざける効果が期待できます。
ただし、忌避剤は雨や時間の経過によって効果が薄れやすいため、定期的な交換・補充が必要です。他の対策と組み合わせることで、より高い効果が見込めます。
木酢液やクレゾール石鹸は、新聞紙などに含ませて置くと扱いやすくなります。被害が出てから設置すると現場の清掃にも手間がかかるため、予防策として早めに取り入れるのがおすすめです。
センサーライトを設置する
夜行性のイタチは強い光や点滅する光を苦手とします。そのため、動きに反応して点灯するセンサーライトを、イタチが出入りしやすい場所に設置すると侵入を抑制できます。
センサーライトの設置が難しい場合は、アルミホイルを吊るして反射光を利用する方法もあります。
金属製のフェンス・ネットで囲う
イタチはビニールや薄い板であれば噛みちぎってしまうことがあるため、フェンスやネットは必ず丈夫な金属製のものを選びましょう。
また、イタチは穴掘りも得意なため、フェンスは地上部分だけでなく地中数十センチにまで埋め込んで設置することで、侵入をより効果的に防ぐことが期待できます。
そのほか、フェンスの上部にトゲをつけたり、電気柵にしたりすると、さらに侵入しにくくなります。なお、イタチは鳥獣保護管理法の対象で、無許可で捕獲や駆除をすることはできません。庭から追い出す対策にとどめ、捕獲が必要な場合は自治体や専門業者へ相談しましょう。
イタチの被害に遭った場合は防除研究所にご相談ください
庭にイタチがいるかもしれない、イタチの被害に悩まされているという方は、ぜひ防除研究所までお問い合わせください。
防除研究所では、害獣を寄せ付けない空間をつくることを重視しており、侵入経路を明確に特定した上で、予算や建物特性を踏まえて最適な施工をご提案します。施工後は二次被害が生じていないか、写真や動画などを添えて効果測定の報告を行うため、しっかりと害獣が駆除されているかを確認いただけます。
さらに、施工内容に応じて最長5年間(※)の保証があり、期間内に同じ箇所で再発した場合は無償で再施工いたします。
※別の箇所で害獣が発生した場合は、別途費用をいただく場合があります。詳しくは担当者にご相談ください。
まとめ
イタチが庭に来るのは、食べ物や隠れ場所が豊富で天敵も少なく、家への侵入口を探しているためです。目立った被害がなくても放置すると、屋根裏や床下への定着、悪臭や建物の汚染、健康被害、家庭菜園の食害など、さまざまなトラブルに発展するおそれがあります。エサや隠れ家となるものの管理、忌避剤やセンサーライトの活用、金属製のフェンスによる侵入経路の遮断など、できることから対策を始めていきましょう。自力での対応が難しいと感じた場合は、専門業者への相談も検討しましょう。



