ネズミが好む食べ物とは?種類別の好物、意外な被害、家庭の食品を守る方法も解説

家に置いていた食べ物がいつの間にか齧られていた、キッチンの隅に見慣れない黒い粒が落ちている。そうした経験があると、ネズミの存在を疑わずにはいられません。放置すればするほど繁殖が進み、被害が深刻化していくのもネズミの厄介な特徴です。しかし、ネズミが具体的にどんな食べ物を好み、どのように被害が広がっていくのかを知らなければ、有効な対策は立てられません。ネズミの好物や食性を正しく理解することが、被害の予防と早期対応への近道です。 今回は、ネズミが好む食べ物の種類や、種類別の食性の違い、食品被害を防ぐための具体的な方法について解説します。


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ネズミが共通して好む食べ物

クマネズミ・ドブネズミ・ハツカネズミといった家ネズミには、種類を問わず共通して好む食べ物がいくつか存在します。中でも代表的なのが、米や麦などの穀類です。

穀類はエネルギー源として効率よく、ネズミにとって手に入りやすい食べ物であるため、キッチンや倉庫に保管されているだけでも狙われやすくなります。

また、落花生やひまわりの種のように脂肪分・カロリーの高い種子類も、穀類と並んで家ネズミ全般が好んで食べる食べ物です。

加えて、チャバネゴキブリやカツオブシムシといった虫も、穀類や種子類と同様に家ネズミが共通して口にする対象となります。

【種類別】ネズミの好物

ネズミが共通して好む食べ物がある一方で、種類によって食性には違いが見られます。ここでは、クマネズミ・ドブネズミ・ハツカネズミという代表的な3種のネズミについて、それぞれの好物を詳しく見ていきましょう。

クマネズミは植物性の食べ物を好む

クマネズミは、穀類や種子、果物など、植物性の食べ物を比較的好む傾向があります。

一方で、肉や魚などの動物性たんぱく質を積極的に好むことは少なく、植物性の食べ物を中心に食べる傾向がある点が特徴です。

天井裏や屋根裏など高い場所に棲みつきやすいクマネズミは、こうした植物性の食品を求めて台所や食品庫に侵入することがあります。そのため、天井裏付近の収納にも食品を放置しないよう注意が必要です。

ドブネズミは動物性たんぱく質を好む

ドブネズミの好物は、肉や魚介類などの動物性たんぱく質です。体格が大きい分、それを維持するために必要な栄養を求める傾向があります。

また、昆虫やナメクジ、ミミズなども好んで食べ、人の家や飲食店に棲みついた場合は生ごみを漁ることもあります。下水や排水溝の近くに生息することが多いドブネズミにとって、生ごみは手軽に得られる栄養源になっているのです。

特に飲食店や厨房周辺では、生ごみの管理を徹底することがドブネズミ対策の基本となります。

ハツカネズミは穀物・種子など植物性の食べ物を好む

ハツカネズミの好物は、米や麦などの穀物、ひまわりの種などの種子類です。野菜も好んで食べるなど、植物性中心の食性を持っています。

さらに、虫を食べる習性もあり、農村部の田畑に出没して穀物や農作物を食い荒らすケースも少なくありません。体が小さく狭い隙間からも侵入できるため、家庭の食品庫だけでなく屋外の農作物にも被害が及ぶ点に注意が必要です。

【注意】ネズミは食品以外も食べる・かじる

ネズミの前歯(門歯)は生涯伸び続けるため、伸びすぎを防ぐ目的で硬いものをかじる習性があります。そのため、食べ物以外のものであってもかじられる被害が発生することがあるのです。

例えば石鹸は、動植物由来の油脂成分がネズミを惹きつけるため、湿気の多い場所に置かれたものほど被害に遭いやすくなります。ロウソクも油脂成分を含むため、食べ物と間違ってかじられる場合があります。

また、紙類は細かくちぎられて巣作りの材料にされてしまうことがあり、電気コードは被覆をかじられて破損すると、漏電や感電、火災につながる危険があります。食べ物対策だけに気を取られず、ネズミがかじりそうなものにも目を配り、家全体を見渡した対応を心がけましょう。

関連記事:ネズミに石鹸をかじられた!気が付いたときの対処法を紹介

ネズミによる食品被害を防ぐ方法

ネズミによる食品被害を防ぐには、日頃からネズミが棲みにくい環境をつくることが欠かせません。ここでは、家庭で実践できる具体的な対策を4つ紹介します。

生ごみを放置しない

食べ残しや野菜くずは、時間が経つほどニオイが強くなり、ネズミがエサを探すきっかけになります。そのため、生ごみはできるだけ早く処理することが重要です。

ごみ箱はふた付きのものを選び、ニオイが漏れにくい状態にすることがおすすめです。また、ごみ箱自体も定期的に洗浄すると、清潔な環境を維持できます。

食べ物を密閉保管する

野菜などの食品は、冷蔵庫や密閉されたキャビネットに収納しましょう。食品を保管する棚や倉庫自体も、密閉できる構造にしておくことが望ましいと言えます。

さらに、食品や調理器具、保存容器は床より高い場所で保管し、ネズミが近づきにくい状態を維持することも大切です。

ペットのエサを片付ける

犬や猫が食べ終わった後も、食器にフードを残していると、夜間にネズミが近づく原因になることがあります。

そのため、食事が終わったら食器はすぐに片付け、残ったフードは密閉容器で保管するようにしましょう。

侵入経路を塞ぐ

壁や天井、床、カウンター周辺など、ネズミが通り抜けられる隙間がないかを調査し、見つけた穴はしっかりと封鎖することが重要です。

パイプシャフト周囲など垂直方向に移動できる隙間や、排水系統からの侵入経路についても、あわせて確認・閉鎖しておくと安心です。

関連記事:ネズミはどこから家に入るのか?主な侵入経路と侵入を防ぐ方法を解説

自力のネズミ駆除が難しい場合は防除研究所にご相談ください

屋根裏にネズミがいるかもしれない、ネズミの被害に悩まされているという方は、ぜひ防除研究所までお問い合わせください。

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施工後は二次被害が生じていないか、写真や動画などを添えて効果測定の報告を行うため、しっかり害獣が駆除されているか確認できるのも特長です。

さらに、施工内容に応じて最長5年間(※)の保証があり、期間内に同じ箇所で再発した場合は無償で再施工いたします。

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まとめ

ネズミは、穀類や種子類、虫など家ネズミに共通する好物のほか、クマネズミ・ドブネズミ・ハツカネズミといった種類ごとに異なる食性を持っています。また、食べ物以外の石けんや紙類、電気コードなどをかじられる被害が起こることもあるため、注意が必要です。生ごみの管理や食品の密閉保管、侵入経路の封鎖といった対策を日頃から実践し、ネズミを寄せ付けない環境づくりを進めていきましょう。ネズミの好物や習性を正しく理解し、日々の生活の中で被害を未然に防ぐ工夫を積み重ねることが何より大切です。自力での対応が難しいと感じた場合は、専門業者への相談も検討しましょう。