鳩駆除の費用相場はいくら?自分でできる対策と業者選びのポイントを解説

ベランダや屋根に鳩が居着いてしまい、フンや鳴き声に悩まされていませんか。業者に駆除を依頼したいけれど、費用がどれくらいかかるのか分からず、依頼をためらってしまう方も多いはずです。また、費用を抑えるために自分で駆除できないか気になっている方もいるでしょう。 今回は、鳩駆除にかかる費用相場や内訳、自分で対処できる範囲と業者に依頼すべきケース、業者選びのポイントについて解説します。


この記事は約8分で読み終わります。

鳩駆除の費用相場

鳩駆除を業者に依頼した場合の費用相場は、一般的に1.5万~10万円前後です。

被害の状況や作業内容によって金額は大きく変動し、大掛かりな作業が必要な場合は10万円を超えることもあります。

まずは費用の内訳と相場感を押さえておきましょう。

駆除費用の内訳と個別相場

鳩駆除の費用は、複数の作業工程を組み合わせた形で決まります。内訳ごとの相場を把握しておくと、見積もりを受けた際に適正かどうか判断しやすくなります。

  • 追い出し・巣の撤去:約1万~3万円
  • フンの清掃・消毒:1㎡あたり約3,000円~5,000円(※被害範囲が広いほど費用がかさむ)
  • 防鳥ネットの設置:1㎡あたり約3,500円~5,000円
  • 忌避剤やスパイク(剣山)の設置:1mあたり約1,000円~4,700円

また、マンションのベランダで防鳥ネットのみを設置する場合は3万~5万円程度が目安になります。

一方、戸建てのベランダで巣の撤去・フンの清掃消毒・防鳥ネット設置まで行う場合は6万~10万円程度が目安です。

再発防止対策まで実施することで長期的な被害防止につながるため、初期費用が高くなっても包括的な対応を選ぶことが得策といえます。

正確な費用を把握するには、業者に現地調査と見積もりを依頼することが重要です。

費用を左右する3つの要素

実際の見積もり価格は、次の3つの要素によって大きく変動します。それぞれの内容を理解しておくことで、費用感の見当がつきやすくなります。

作業面積の広さ

清掃や消毒を行う範囲、ネットや忌避剤を設置する範囲が広いほど、材料費や作業量に比例して費用が高くなります。

長い渡り廊下付きの角部屋や屋根全体に及ぶ被害など、作業面積が大きくなりやすいケースでは特に注意が必要です。

作業場所と高所作業の有無

ベランダの手の届く範囲であれば標準的な費用で収まることが多いです。

しかし屋根の上や外壁などの高所作業が発生する場合は、足場の設置や高所作業車の手配が必要となり、費用が大幅に上がる可能性があります。作業箇所の確認は早めに行っておくと良いでしょう。

被害の進行度と再発防止策

駆除費用を抑えるためのポイントは「早期対処」です。鳩が長期間定着し大量のフンや巣がある場合は清掃・消毒の労力が増え、費用も高くなります。

また鳩は帰巣本能が強いため、再発防止策(ネットや忌避剤など)をどこまで厳重に行うかによっても料金が変わります。初期被害のうちに手を打つことが、長期的なコスト削減につながります。

鳩駆除は自分でもできる?

「できるだけ費用を抑えたい」と思い、自分で鳩駆除に取り組もうとする方も多いです。被害の初期段階における追い払いや予防であれば自力でも可能ですが、本格的な駆除は法律の観点から自分では行えない部分があります。

最大の壁となる「鳥獣保護管理法」

鳩を自分で駆除しようとする際に必ず知っておかなければならないのが「鳥獣保護管理法」です。
この法律により、自治体の許可なく鳩を捕獲することは禁止されています。

エアガンなどを使って鳩に危害を加える行為も認められておらず、違反した場合は懲役や罰金などの罰則を受ける可能性があります。

また、卵や雛がいる巣を無断で撤去することも法律違反となります。ベランダや屋根にある巣であっても、勝手に撤去してはなりません。卵や雛がいない古い巣については自治体によって対応が異なる場合があるため、事前にルールを確認することが望ましいです。

法律上の判断に迷う場合は自分で対応せず専門業者へ相談することで、法令を守りながら適切な対策を実施できます。

関連記事:鳩の駆除は違法になる?「鳥獣保護法」のルールと自分でできる正しい鳩対策

被害の初期段階:自分でできる対策

鳩が定着する前の段階であれば、市販のアイテムを活用して追い払いや予防を行うことは可能です。状況に応じて以下の方法を組み合わせてみましょう。

忌避剤の使用

鳩が嫌がるニオイを放つスプレーや、手すりなどに吊るす固形タイプの忌避剤、鳩が踏むとベタベタして不快感を与えるジェルタイプの忌避剤などが市販されています。

被害のある場所に合わせてタイプを使い分けるとよいでしょう。忌避剤は効果が持続しないこともあるため、定期的な交換や補充が大切です。

物理的な飛来防止

手すりの上部に透明なテグス(釣り糸)を張ったり、室外機の上などにスパイク(剣山)を設置したりすることで、鳩が物理的にとまりにくい環境をつくれます。

鳩に「ここには近づきにくい」と感じさせることが重要です。

環境整備と清掃

ベランダに物を置かず死角をなくし、鳩のフンを見つけたらすぐに清掃することも重要です。

「ここは安全ではない」と鳩に学習させることで、棲み着きにくい環境をつくることにつながります。特に餌場になりそうなものは除去しておきましょう。

自分で対処できず、業者に依頼すべきケース

自分での対処が難しくなる段階があります。次のような状況になったら、専門業者への依頼を積極的に検討しましょう。

鳩が定着し、巣作りをしている

室外機の裏などを「ねぐら」とし、長時間滞在したり巣を作り始めたりする段階になると、市販の忌避剤などでは追い払えません。

ベランダ全体を覆う「防鳥ネット」の設置が必要になりますが、隙間なく完璧に張るのは素人には非常に困難です。中途半端な設置では鳩が慣れてしまい、逆効果になることもあります。

大量のフンがある

鳩のフンにはクリプトコッカス症などの感染症を引き起こす病原菌が含まれています。

被害範囲が広く大量のフンがある場合は健康被害のリスクが高いため、プロによる徹底した高圧洗浄や消毒作業が必要です。

卵や雛がいる

法律上、自分では撤去できないケースです。専門業者に相談し、自治体の許可のもとで対処してもらう必要があります。

注意点:市役所の対応とマンションでのルール

「自分でできないなら市役所に」と考えても、市役所や保健所は原則として個人の敷地内の鳩駆除を直接行ってはくれません。行政へ相談できる範囲は限られていることを理解しておきましょう。

また、賃貸物件や分譲マンションにお住まいの場合、ベランダは「共用部分」に該当することが多いです。

自己判断で勝手にネットを張ったり作業をしたりすると景観問題などでトラブルになる可能性があるため、必ず事前に大家さんや管理会社、管理組合へ相談することが重要です。

鳩駆除を業者に依頼する際のポイント

鳩駆除を業者に依頼する際は、以下のポイントを確認しましょう。

被害状況を把握する

業者に問い合わせる前に、「鳩の数や滞在時間、フンの量」「被害のある場所(ベランダや屋根など)」「ネットを設置するおおよその面積」をメモしておくと良いでしょう。

スムーズに依頼ができ、業者側も概算費用を出しやすくなります。

必ず複数社から「相見積もり」を取る

料金が相場に対して適正かを見極めるため、2~3社から相見積もりを取ることが重要です。極端に安い業者は手抜き作業や後からの追加料金、簡易的な再発防止策しか行わないおそれがあります。

逆に高すぎる業者は不要な工事を含めている可能性があるため、相場感を把握した上で比較することが大切です。

見積書の内訳が明確かチェックする

「鳩駆除一式」と曖昧に記載されている業者は避けることが賢明です。駆除作業・清掃消毒・防鳥ネットなどの再発防止工事といった工程ごとに金額が細かく明記されているかを必ず確認しましょう。

内訳が不透明な場合は、追加費用が後から発生するリスクがあります。

アフター保証と実績・評判を確認する

鳩は帰巣本能が強いため、施工後の保証サービス(再発時の無料対応など)が長期間かつ充実している業者を選ぶことが非常に重要です。

施工実績が豊富か、行政の許可を得ているか、否定的な口コミが多くないかどうかも信頼できる業者を選ぶ判断材料になります。

鳩の駆除を検討している方は防除研究所にご相談ください

確実な解決を目指すなら、防除研究所にお任せください。防除研究所では、まず鳩の侵入経路をしっかり見極めた上で、建物の状態やご予算に応じた施工プランをご提案しています。

施工後には、再び被害が出ていないかを写真や動画で確認しながらご報告するため、駆除の効果をご自身の目で確かめていただけます。さらに最長5年間(※)の再発保証も付いており、保証期間内に鳩が再び現れた場合は追加費用なしで再施工いたします。

現地調査とお見積もりは無料で、金額確定後に追加費用が発生することもありません。「屋根に鳩が棲みついてしまった」「フンや鳴き声に困っている」という方は、お気軽にご相談ください。

>>お問い合わせはこちら

※別の場所で新たに被害が発生した場合は、別途費用がかかることがあります。詳しくは担当者までお尋ねください。

まとめ

鳩駆除の費用は被害状況や作業内容によって幅があり、内訳や費用を左右する要素を理解しておくことで、見積もりの妥当性を判断しやすくなります。被害の初期段階であれば自分で対策できる部分もありますが、法律上の制約や高所作業、健康リスクを伴う場合は専門業者への依頼が安心です。

依頼の際は被害状況を整理した上で複数社から相見積もりを取り、内訳の明確さやアフター保証を確認しながら、信頼できる業者選びを進めていきましょう。