関西国際空港が鷹匠(たかじょう)の協力を得て野鳥が飛行機に衝突する「バードストライク」の新たな対策に乗り出したところ、今年4?8月の発生件数が13件と昨年同期比で半減した。海上を埋め立てた関西空港は渡り鳥のコアジサシの営巣の適地で、一時は数千羽が確認されたが、絶滅危惧種として保護の対象になっているため捕獲ができないでいた。今回、鷹匠がタカやハヤブサを飛ばし、営巣させない作戦が功を奏した