建物に侵入して人間の食べ物や台所のゴミなどを食べて生活するネズミは家ネズミと呼ばれ、日本にはドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミの3種類が存在します。
ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミは、鳥獣法の対象から除外されていまるので、捕獲のための手続きなしに、捕獲可能です。それぞれの詳しい特徴をあげましょう。
ハツカネズミは、屋内では種子・穀類やその加工品を好み、穀類倉庫では穀類の害虫も食べることがあります。主に草原や耕作地にも生息して、草本や野菜の種子を好みます。
たとえば、イチゴの果肉を食べずに果肉上の種子だけを選んで食べたりします。繁殖は屋内では一年中繁殖活動しますが、秋季がピークです。野外では、春季と秋季の明瞭な繁殖期を持っています。平均5、6頭の仔を出産します。
クマネズミは種子、穀類、果実やその加工品を好んでいて、柔らかい茎や葉を水分補給のために食べます。魚介類や肉は大量に食べませんが昆虫類を好んで食べ、ゴキブリも食します。繁殖は一年中繁殖可能ですが、春季と秋季にピークがあって、平均5?7頭の仔を出産します。
生後、12~16週で繁殖に参加可能です。また、都会では夜行性です。
ドブネズミは雑食性で、魚介類や肉といった動物質を好みます。人家から離れたところでは、ハエ幼虫、ユスリカ幼虫、ナメクジ、ミミズ、野草などの自然界の動植物も採食します。一年中繁殖可能ですが、春季と秋季にピークがあり、平均8から9頭の仔を出産します。
そして生後、8~12週で繁殖に参加することが出来ます。主に夜行性ですが、妨害のない状態では昼間も活動します。